Maintenance
メンテナンス
モトパレス鈴鹿の保安基準指針
Safety Standard Guidelines
車検等保安基準についての備忘録です。
モトパレス鈴鹿では、法令の定める保安基準を遵守し、車検関連のサービスを承っております。
下記、平成23年度版 400cc以上のロードバイクに限ります。
※当ページの内容は、備忘録的な抜粋記録であり「保証」するものではありません。
※詳しくは各車検場にお問い合わせください。
① 外装・サイズ
サイズの変更について
車検証より、長さ±3cm 幅±2cm 高さ±4cm の範囲内であれば構造変更は必要ない。
補修について
各レンズ・スクリーン・外装の損傷等の補修がテープ等によるものは不可。
全長の測定
タイヤ又はフロントフェンダ前端から、Rrタイヤ又はナンバー・リフレクタ・フェンダのいずれか後端の物の長さ。
幅の測定
一般的に左右レバーの幅。
※ミラーは含まれない
高さの測定
地上からメーター又はマスターシリンダまでの高さを指す。
※ミラーやスクリーン・ビキニカウルは含まれない。
※Frマスタシリンダが一体式から別体式に変わり、車体の高さが4cm以上高くなれば構造変更が必要。
② 灯火の保安基準
全般
前方へ赤色灯火の禁止。
後方へ橙色灯火、白色灯火の禁止。
点滅灯火の禁止 ※ウインカー等を除く
ポジションライト・デイライト前方
白色又は黄色であること。
赤色・青紫 以外の色。
点滅禁止。
300cd以下。
ウインカー
10W以上60W以下。
橙色のみ。
発光面積70cm2以上。
視認性
発光面中心より内側45度、外側80度から視認可能であること。
毎分60回~120回、一定の周期である。
位置
Frウインカーの発光面の中心が250mm以上離れていること。
Rrウインカーの発光面の中心が150mm以上離れていること。
ヘッドライト
平成10年3月31日より先に製作された車両は、走行中に消灯できない仕組みであること。
光量:1灯式15000cd以上、発光色:白色。
※平成17年12月31日以前に製作された車両は 白又は淡黄色でありそのすべてが同一であれば良い。
【2灯式の場合】
前照灯の中心は左右対称でなければならない。
ハイビーム2個以下。ロービーム2個以下。計4個以下。
車幅灯
2輪車は無くても良い。
5W以上30W以下。
方向指示器と一体になっているものを除き白色。
後部車幅等オレンジ不可。
尾灯
5W以上30W以下。
赤色のみ。
発光面積が15cm2以上。
ブレーキランプ
尾灯りの5倍以上の光度であること。
赤色のみ。
発光面積が20cm2以上。
2個以下。
ハイマウントストップランプ
1個まで、点滅禁止。
ナンバー灯
白色のみ、点滅不可。
③ シートの保安基準
乗車人数
2人乗りには次の装備を有すること。
グラブバー又はシートバンドを有する。
足掛けを有する。
④ タイヤの残量
トレッド残量が一部分でも0.8mm以下になっているものは不可。
スリップサインが出た時点で残0.8mmとなる。
四倫用タイヤは「安全な運行を確保できるもの」ではない為不可。
⑤ サスペンション
リジット ✖
取り外し ✖
継ぎ足し ✖
ダストブーツの損傷 ✖
オイル漏れ ✖
⑥ マフラー
音量
平成13年10月1日以前の制作車両は99db。それ以降は94db。
測定方法
最高出力発生回転数が5000rpm以上の場合、最高出力発生回転数の50%の回転数で数秒間保持したあと、アクセルを閉じアイドリングが安定するまでの音量を計測する。
測定位置
排気口の後方横に45度 0.5mで、マイクロホンを使用。測定モードはFAST。
触媒
新車状態で触媒が装着されてる場合の取り外し禁止 社外マフラーに装着されていれば可。
加速騒音
平成22年4月1日以降に生産されたオートバイが新制度の対象。
リプレイスマフラーへの交換の際「加速騒音規制対応」マフラーであること。
バッフル
平成22年3月31日以前に制作された車両は可。
それ以降の車両に関してはリベットや溶接による恒久的結合が必要。
⑦ ナンバープレート・反射板
垂直位置より45度以下であること。
反射板は赤色のみ。
反射面積10cm2以上。
認定、マークは無くてもよい。
⑧ バックミラー
「鏡」でなければならない。
容易に方向を調節でき、かつ一定の方向を保持できるもの。
歩行車に接触した場合において衝撃を緩和できるもの。
ひびわれ・くすみ・ステッカー等視認性の妨害となっていてはならない。
1つの面積が69cm
円形のミラーでは直径が9.5cm以上15cm以下。
円形以外のミラーでは直径78mmの円を内包できること。
取り付け位置
バイク中心より280mm以上外に取り付けられていること。
バイク幅より250mm以上突出していてはならない。
バイク高さより300mm未満が突出していてはならない。
⑨ ホーン音量
前方7Mの位置において93db以上112db以下。
音色の変化や自動的に断続するものは不可。
⑩ メーター
総走行距離計を備えなければならない。
km/h表示であること。
※表示がマイルのみは不可
平成19年1月1日以降製造された車はスピードメーターが40km/hに対して、実速度は30.9km/hから42.55km/h。
平成18年12月31日以前製造の車は、30.9km/hから44.4km/h。
⑪ その他
チェンジパターン
チェンジペダル側にチェンジパターンの表記がされてること。
ヒューエルタンク
堅牢で振動衝撃などにより損傷を生じない取り付けであること。
材質による禁止はない。
スクリーン
可視透過率25%以上であること。
車体の「高さ」には含まれない。
ホイール
メーカー純正品又はJWLマークを有するもの。
ブレキリザーバタンク
目盛があり、外から液量が確認できるもの。
チェーンケース
無くても可だが、危険と判断されれば不可となる場合があるグレーゾーン。
ハンドルロック
必要。
車体突起物について
突起物を有してはならない。
※曲率半径2.5mm以下
ハンドルエンド
ミラー
ステップ 他
ブローバイガス還元装置
取り外しおよび大気解放してはならない。
※当ページの内容は、備忘録的な抜粋記録であり「保証」するものではありません。
※詳しくは各車検場にお問い合わせください。