クイックシフター 後付けと純正の違いについて
CBR1000RR SC77などで一般的に使われるようになってきた
「純正クイックシフター機能」について
一般化するにつれ増えてきているお問い合わせで、 「CBR1000RR SC57にクイックシフターを付けたいのですが。」という内容があります。
※SC57というのは仮です。(非シフター装着車で社外品対応しかない車両)CBR600系やその他も含まれます。
昔からレースやスポーツ走行主体の方にはポピュラーだった機能ですが、 最近のスポーツ車を中心に純正採用やオプション設定の車両が出てきました。 CBR1000RR SC77以降 や VFR800等ですね。 それらの使い勝手や評判が良いので、「自分のバイクにもシフターを付けたい」という趣向です。 確かに、純正採用のシフターを後付けで付けれればよいと思います。 お気持ちわかります。純正シフターの操作性はコッシーも大好きです。 そこでそれぞれの特徴を整理してみました。
~基本的にレースやスポーツ向け~
・車体ECUにはシフター機能が入っていないので、シフター機能そのものを後付けする ・基本点火カット(ヒューエルカットするものも一部あり) ・中高回転専用 ・シフトアップのみ ・使用目的(シフトアップ時間の短縮)に合わせると逆シフト推奨します ・間違った設定や使用環境のまま使い続けるとミッションを壊す恐れがある
向いている人
・スポーツ走行でのタイム短縮のために導入したい ・純正と社外品の機能差を知っている人 ・自分で好みのカット時間に調整したい(できる)人 (自身の操作方法に今のカット時間が合っているか判断できる) ・レーシーなチェンジ音が好きな方
~オールマイティに使える~
・車体ECUにシフター機能が初めから入っているので、「作動スイッチ」を追加するイメージ。 ・基本ヒューエルカット ・低回転から高回転まで幅広く対応 ・ゆっくり走っていてもチェンジ可能 ・シフトアップ&ダウンも対応 ・基本正チェンジ。ステップ交換で逆チェンジ可能 ・車体を作っているメーカーがシフターセッティング済という安定感 ・万人向け という感じでしょうか。
コッシーの個人的偏見も入っていると思います。ご了承下さい。
ここでお伝えしたいことは
『「純正のシフターの特徴」は社外シフターではできません』
ということです。
「純正シフターの特徴に大きく価値を感じる人」
↓
純正シフター装着車を買いましょう!
「上記を知った上で現在のバイクに導入したい人」
↓
社外シフターを楽しめると思います!
正しい知識で楽しいバイクライフを! byコッシー TSR白子では社外シフターはバトルファクトリーやパワーコマンダーなどでの取り付け実績があります。 ご相談お待ちしております。 ~補足~ 今回は話を簡単にするために色々言い切ってしまっていますが、、 「〇〇のメーカーなら回転数事に設定できる」・・とか「△△のシフターならセッティングなんていらない」という声もあると思います。 現在「クイックシフター」というものを知るきっかけが「純正シフター」で知り、装着できるものが「社外シフター」しかない場合が多く、この記事を書きました。 もし、「何を今さら」という方はベテランライダーですので、読み飛ばしてもらってもOKです♪ (といいつつ最後に書いていますがww) よしなに。