CBR1000RR SC59 エンジン異音修理
どーも!コッシーでございます!
みんな大好きCBR1000RR!大事に乗ってられますよね!
そんなCBRが久々にエンジンかけたら「ガラガラガラ~」という異音発生という案件でございます。
問診を行うと
・距離46000km
・1か月間乗ってなかった
・1か月前は異音はしていない
・はじめエンジンがかからなかった
・ようやくかかったら異音発生
・エンジンオイルはゲージにつかない状況だったので交換済
という内容でした。
第1弾、先ずはお約束カムチェーンテンショナをテスト品と交換してみますが、音変わらず。元に戻します。
第2弾 、オイル少ない損傷かもしれないので、エンジンオイル抜き、クラッチカバー外してオイルパン底にヒントが無いかを確認
とってもきれいです。問題無し
第3弾 オイルが少ないと上からダメージを負います。なのでヘッドカバーを外して状況を確認
まぁ綺麗ですね!
ただ、吸気ポートから覗くとちょっとやらしい感じのカーボンが多い。
もしやと思い、プラグを外してピストンヘッドをスコープで除くとキラリと光るスジが2本見えました。※画像無いですw
バルブとピストンヘッドが接触しての異音!?ヤバめですね。
まずは清掃。マフラーを外し、吸気、ピストン、排気側からクリーナーでカーボンを洗って洗って洗いまくります。
全部カーボン汚れです。
組付けてエア抜きがてらドキドキのエンジン始動では!
まるで何もなかったかのように普段のエンジン音に戻っていました!
よっしゃ!ガッツポーズです!
焼き入れ後シリンダ圧縮圧力を確認ALL OK値でした。
一安心です。
皆様もカーボン溜まりにはご注意下さいませ。
その後、ついでにステムベアリング打ち換え頂きました。
ステムベアリング打ち換え前
ステムベアリング打ち換え後
これ以外と自覚症状無い方がほとんどです。
ただ交換すると皆さん乗りやすさにビックリされます。
ご相談お待ちしております!