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NC700X DCTの不具合発生!
ど~も~(^^)/
バイクの街のコッシーでございます。
2月に入ってから寒い日が続きますね!裏道や高架等は凍っている部分もあるかもしれません。
いつも以上に慎重に運転してくださいね♪
写真はモトパレスの洗車場。目の前の23号線は普通に通れますが日陰なので雪がしっかり残っておりました。
さて本日のお題はNC700X(RC63)のDCTモデルです。
あまりDCTの不具合は聞いた事ないのですが、症状は
「マニュアルモードで変速できない」との事。
スイッチの問題かな~と想像しながらご来店をお待ちしておりましたら、途中でオートマモードでも変速出来なくなったとの事で
レッカー入庫にて緊急入院となりました。
症状確認の為コッシーがテストランを試みると。。。
普通~~~に走り、マニュアルでも変速しました。
「症状出ず」よくある話ですww
ホンダのサービスニュースでは該当するような事例は出てきませんでした。が、ググるとちらほらと出てきました。
「シフトドライムセンターボルトの折損」という内容のようです。6番ですね。
折れている状況でも400kmエラーも出ず走行出来た例もあるようなので、テストランで症状出なくても仕方無い。
あとは目視確認あるのみ!!
という事で分解していきます。
クラッチケースカバーを外すと通常より一回り大きいクラッチハウジングがお目見えです。
そしてさらに分解していくと、、
細かい部品が多いのでオイルパンに落とさないように穴をふさぐ等して注意しましょう。
そして問題のボルトは、、綺麗に折れていました!
原因が見つかってよかったです。記事を上げてくれた方に感謝×2
新品を2種類用意してみました。左の銀色のボルトが装着されていたものと同じ部品です。
今回は対策品と言われている真ん中の黒色の部品を使います。
こういう衝撃の加わる部品は固ければいい訳ではなく「しなり」も必要なんですね!
センターボルトの部品代は590円+税でした。
何か違いを感じ取れるのかワクワクしながらテストランを行いました。
エラーについては交換前も発生させれなかったので変化なし。
シフトフィーリングについても期待していたような差は感じられませんでした。
したがって、テストラン等でエラーが出る前にボルト折れを推測できるような要素はありませんでした。
NC700Xに限らず、700Sやインテグラ等 初期のNCシリーズはこの故障が発生する可能性があるようです。
何はともあれ、春のツーリングシーズンに間に合ってよかったです。沢山の思い出を作って頂きたいですね。
ご相談お待ちしております!